日本の祭りレポート

平野天満宮 天王祭

ひらのてんまんぐう てんおうさい

平野天満宮 天王祭1
平野天満宮 天王祭2
平野天満宮 天王祭3
平野天満宮 天王祭4
平野天満宮 天王祭5
平野天満宮 天王祭6
平野天満宮 天王祭7
平野天満宮 天王祭8
平野天満宮 天王祭9
平野天満宮 天王祭10
DATA
7月14日~16日  ※毎年同日
山梨県南都留郡山中湖村平野平野天満宮とその一帯
0555-62-3100(山中湖観光協会)
富士急行線「富士山」駅下車
※取材時2023年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

若者らは霊峰富士に見守られ

富士山を望む高原の湖畔の祭りです。猛烈な熱気が襲う2023年盛夏。でもここは別世界。山中湖の涼風がやさしく頬を撫でます。祭りは山中湖村平野地区200人ほどが参加して無病息災、家内安全を祈るもの。まず平野天満宮の拝殿で悪魔祓いの雌獅子神楽「天岩戸神楽」が舞われます。獅子が膝頭をつけて内股で舞う姿は独特で、それは女獅子を表すもの。
神輿は神社から地域8か所の社や祠、道祖神を回ります。担ぎ手は白丁の42歳厄年の人びと。“おこしょー めんしょー”のかけ声も独自。それは「重い神輿を前へ」の意とされ、「おこしょー」は「お輿」かも?男盛りの青年の汗が飛び散ります。日暮れの富士が頬を染めてその景色を眺めおろしていました。

取材・文:苦田秀雄

概要

菅原道真と須佐之男命が祀られている平野天満宮。1日目と2日目に神輿が練り歩き、「天岩戸神楽」の舞が奉納されます。2日目は神輿渡御の後、奉納相撲が行われます。本厄42歳の男性が「弓取り」に指名され、地域の方を自宅に招き、もてなします。3日目は平野地区各戸で、「天岩戸神楽」(通称悪魔っ祓い)が奉納されます。

※出典:ダイドーグループ日本の祭り

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