日本の祭りレポート
さいじょうまつり
「西条まつり」は市内4社の秋祭りの総称です。嘉母神社は氏子たちの子供太鼓台6基による「かきくらべ」がみどころ。石岡神社の屋台は4社のなかでも最も古く、「西条まつり」の発祥として氏子たちのプライドは高いものがあります。伊曽乃神社は77基というおそらく日本一の屋台数数。飯積神社の金糸銀糸きらめく屋台は特に豪華絢爛。祭りのフィナーレ、伊曽乃神社の屋台は神輿に供奉して市内を一巡。夕刻になると加茂川の堤防に120基以上全ての屋台が整列。神輿の渡御を見送るのです。その景色、丘の上に無数のインデアンが出てきたようで壮観。祭りのフィナーレ、神輿と屋台が川の中で激しい攻防を行います。それは神様に“もっとここに留まってください”ということ。
【取材・文:苦田秀雄】
西条まつり・伊曽乃神社の例大祭は西条市の中でも最も大きなもので、80台余りのだんじり・みこしが繰り広げる豪華絢爛な例祭です。早朝と夜は100余りの提灯を灯し幻想的な祭り絵巻を再現しています。我が町内のだんじり・みこしに誇りと自慢を持って舁ぐ様は、祭りを心から愛する想いが伝わってきます。
※出典:ダイドーグループ日本の祭り