日本の祭りレポート
あおもりねぶたまつり
ねぶたは七夕行事と、ワラ人形や灯籠などに夏の労働で疲れた眠気を川や海に流す「ねむり流し」行事の合体形です。「青森ねぶた」の大型ねぶたは毎年おおむね23基が出陣。夕闇が迫るころ、花火を合図に太鼓がドン・ド、ドン、ドンと打ち鳴らされ、鉦と横笛が呼応してねぶたはおもむろに動きだします。さらに“らっせーら らっせーら らっせーらっせらっせーら”の掛け声で跳人(はねと)が跳ね、大地も揺らぐかのようなうねり。その掛け声は、灯籠流しの蝋燭を“出せ出せ ろうそく出せ”だとか。観光客もレンタルの衣装を着れば誰でも参加できます。8月7日の夜には青森湾での「海上ねぶた」があります。台船に載せられたねぶたを豪華客船飛鳥Ⅱ号が見送り、満天の花火の下、船は“ブオー”の汽笛で東京に旅立ちます。
【取材・文:苦田秀雄】
骨組みに和紙を張り、色を施した巨大灯籠人形「ねぶた」。「ねぶた」をダイナミックに操る曳き手、太鼓や笛を奏でる囃子方、独特の浴衣と花笠をまとい「ラッセラー」の掛け声に合わせ、踊り跳ねる跳人。これらが三位一体となり国内外の観光客を魅了する、日本を代表する火祭りです。
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写真は、日本を代表する祭り写真家・芳賀日向撮影チームによる作品から選びました。
※「青森ねぶた祭」「田の神戻し」を除く。
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