日本の祭りレポート

川越まつり

かわごえまつり

川越まつり1
川越まつり2
川越まつり3
川越まつり4
川越まつり5
DATA
10月第3土・日曜日
埼玉県川越市 川越氷川神社~中心市街地
049-222-5556(川越駅観光案内所)
各線「川越」駅下車
※取材時2019年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

これぞ川越、江戸まさり

小江戸・川越はすべてが心に優しく、拍子木チョンチョンの2拍に“そ~れぃ”のかけ声で動きだす各町の山車は江戸まさり。江戸葛西・神田囃子はますます粋に、テンポよく、おかめや天狗がクネクネと、進む通りは蔵屋敷。空にそびえる鐘楼は川越名物「時の鐘」。山車は江戸系川越型といい、川越の伝統に江戸の様式を加えたもの。台座は360度回転。それは「もどき」とよばれる里神楽のひょっとこや天狗、獅子などの舞がどこからでも観覧できる工夫。お囃子は大太鼓、締太鼓、鉦で構成され、葛西囃子に神田囃子、それに川越近郊に伝わる里神楽が加わった独自なもの。夜の山車と山車がすれ違う「曳っかわせ」は必見。

【取材・文:苦田秀雄】

概要

川越まつりは、江戸の天下祭の影響を強く受けて発展し、祭で曳出される山車の形も、天下祭の流行を敏感に感じ取りながら変化していきました。絢爛豪華な山車が、小江戸川越の象徴である蔵造りの町並みを中心に、町中を曳行。何台もの山車が辻で相対し、すれ違うさまは、そのスケールの大きさで、見物客を圧倒します。(国指定 重要無形民俗文化財) 重要無形民俗文化財)

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