日本の祭りレポート

伊佐須美神社 御田植祭

いさすみじんじゃ おたうえまつり おたうえまつり

伊佐須美神社 御田植祭1
伊佐須美神社 御田植祭2
伊佐須美神社 御田植祭3
伊佐須美神社 御田植祭4
伊佐須美神社 御田植祭5
DATA
7月11日~13日 ※毎年同日
福島県大沼郡会津美里町 伊佐須美神社
0242-54-5050(御田植祭祭典委員会(伊佐須美神社社務所内))
JR只見線「会津高田」駅下車  磐越自動車道「会津若松」IC
※取材時2022年の情報です。変更になる場合もございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

日本三大御田植祭

7月12日は朝9時半からの「神幸祭」にはじまり、数々の催しが続きます。なかでも15時からの御田神社での「神田祭」「田植式」「佐布川早乙女踊」が見どころ。13時半、伊佐須美神社で神輿の渡御がはじまりました。道中謳われるのは“大明神の召さふとて繋ぎ置きたる御座船~”ではじまる催馬楽*。歌詞は古代の田植の様子を伝える歌詞として文化的に貴重なものです。御田神社で早乙女らによる「田植式」があり、続いて「佐布川の早乙女踊り」。それは佐布川集落の長男だけが踊ることを許された奉納芸能。催馬楽の演奏で早乙女姿の男性が「えぶり棒」などの農具を手に1列になって踊ります。その所作はまさに女性。
これは地味ながら古式のよく残された文化的に貴重な祭りです。
*催馬楽:平安時代に誕生した古代歌謡

概要

伊勢の朝田植・熱田の夕田植とともに高田の昼田植として日本三田植のひとつにあげられる御田植祭。五穀豊穣を祈る3日間の中でも特に貴重なのが、千人近くの子どもらが参加する一社相伝の神事「獅子追」です。獅子・馬・鹿・牛の8頭の仮面を先頭に勇ましい掛け声を上げながら駆け、神輿渡御の道中や神田を祓い清めます。
(国指定 重要無形民俗文化財)

⽇本の祭りレポート⼀覧へ

その他の日本の祭り

お問い合わせ
PAGE
TOP