日本の祭りレポート
ふかがわはちまんまつり
これは門前仲町を中心に53の町内からなる下町地域の祭りです。8月12日の神幸祭では八幡神の乗った鳳輦が氏子各町を進みます。(3年に一度の本祭りだけ)13日、前日の神幸祭に感謝して氏子町会の53基の大神輿が連合渡御。“わっしょい、わっしょい”の掛け声、沿道からはどんどん水がかけられます。担ぎ手に言わせれば“呼吸すらできない”とか。驚くのは例祭の顔ぶれ。各町の氏子、神輿総代連合会、睦会、崇敬会、保存会、運営組織、自治組織、国政・都政などの政治家、警察、消防、教育委員会、学校、経済団体、商店街団体、各種芸術団体、企業代表、他の神社宮司などなど、地域のチカラをみせつけられます。
【取材・文:苦田秀雄】
8月15日の例祭祭典を中心に行われる富岡八幡宮例祭、通称深川八幡祭りは江戸三大祭りのひとつに数えられ、深川っ子の精神的支柱となっています。2017年は3年に一度の本祭りで、八幡宮の御鳳輦が渡御、大小120の町神輿が担がれ、大神輿五十数基による圧巻の連合渡御が行われます。