花はな祭まつりる︒それが後に農耕神事と習合る︒冬にむかう時期は自然や霊ぶ︒なかでも﹁この祭りがある東栄町は愛知県の北東部で︑小林地区はそのまた山奥の25世帯の集落だ﹁︒花祭﹂は鎌倉時代の末ごろ︑修験道の山伏が天竜川流域に伝えた芸能で︑霜月神楽の総称であしたと考えられ︑いまは東栄町全域の10魂が衰弱するため︑これは魂の復活を祈る祭りである︒そこには多くの鬼が登場︒かつて鬼は邪悪な存在だけではなく︑力のにここではそれを﹁鬼様﹂とよ﹁茂吉鬼﹂が重要で︑神事を仕切る﹁花太夫﹂とともに世襲制よばれる会場で行われる︒そこには神域﹁の舞庭﹂があり︑中央に土釜が置かれている︒舞は全国から八百万の神を招き︑朝鬼﹁﹂山見鬼﹂花宿﹂とほへと健康への強い願いをみる︒それは厳しい自然環境に生きる無我の祈り︒最後に観客に熱湯をふりかけて精神を浄化し︑魂を復活させる﹁湯ばやし﹂があり︑深夜祭りは終わる︒車椅子の老婆がいた︒介護施設ける母の姿︒面のなかを涙が伝る︒ひとつひとつの所作に豊穣愛知県でれは容息態の子悪のい晴母れが姿︑をな瞼んにで焼?きそつ149実施日/11月第2土曜日(小林地区)・その他各地区の開催は要確認場所/愛知県北設楽郡東栄町振草小林諏訪神社電話/0536-76-1780(東栄町観光まちづくり協会)交通/JR「東栄」駅下車→路線バス90非稀疎重魂の復活
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