八や歌代ろ舞青伎年奉納平成27年度文化庁調査によれば︑全国の地芝居・地歌舞伎は219団体が活動中だという︒青年団5人﹁の大黒踊り︒﹂お多くは江戸時代に庶民の数少ない娯楽として全国に生まれたが︑賀源内原作さのら歌に舞幕伎間﹁に神は霊稲矢作風紀を乱すなどの理由でしばしば規制された︒しかし人びとは工夫をこらしてこれを伝承︒これは高知県いの町八代地区およそ100所帯が300年にである︒八代八幡宮で神事がはじまり︑拝殿で﹁養老﹁﹂高砂﹂﹁鶴亀﹂の小謡が唄われる︒どいうかけ声が︒神事と奉納芸能の同時進行である︒神様に楽しんでいただこうという構えだ︒してふるまいおでんの温かさ︒﹁式三番叟﹂の幕が開いた︒さらに黒い着物に黒笠を手にしたひねりがアメ・アラレ︒演目は平︒へ﹂口渡の所作をおもしろおかしく表現する﹁豊年踊り﹂があり︑次の目﹁菅原伝授手習鑑寺子屋の菅秀才の身代わりに我が子・小太郎の首をさし出した親の物語︒実施日/11月5日場所/高知県吾川郡いの町枝川八代地区八代八幡宮電話/088-893-1922(いの町教育委員会)交通/とさでん交通「八代通」駅下車・高知自動車道「伊野」IC泣ける︒演者は23人︒深秋の境素人演技のぬくもりと感動︑そ段︒﹂それは主君菅原道真の子・高知県し「菅原伝授手習鑑・寺子屋の段」。わが子の生首を検分する父・松王丸撮影/宮武健仁147稀疎豊穣感謝89
元のページ ../index.html#94