には︑12の神楽座を始め︑神楽を部活とする由布高校郷土芸能部︑継承活動の一環で神楽を舞う保育園がある︒とくに高校の郷土芸能部は全国神楽大会で優勝した経歴も︒そこには消えそうな文化を守る優れた知恵が隠されていた︒例えば︑昨年神楽座に入会した児童が翌年には新入児童の指導に当たる仕組み︒児童が児童を指導する役を担うのである︒さらに神社だけでの奉納ではなく︑それぞれの神楽座が一堂に会して大観衆の前で技量を披露する︒小学校の運動会でも全校生が神楽囃子をし︑子どもたちは日々庄内には江戸時代の末︑深山という︒庄内総合運動公園には老若男女︑弁当持参で開演を神楽が始まる︒それは激しくと踊る︒とくに庄内子供神楽座の技には驚かされる︒彼らは全国こども民族芸能祭への出演や︑福祉施設の慰問︑各地の祭りでの公演など︑年間60もの公演をこなすという︒これはもう芸術布院温泉に神楽︒こういうところを地上の楽園というのだろう︒だ︒感動に泣きだす人も︒湯大分県由布院温泉の神楽ざんまい撮影/髙岩太精145実施日/11月3日〜4日場所/大分県由布市庄内庄内総合運動公園神楽殿電話/097-582-1111(庄内地域振興課)交通/JR「小野屋」駅下車・大分自動車道「湯布院」IC87旅庄内神楽祭り
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