NPO祭り_DB001_100選
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西いり表おもて島じまの節し祭ちむ︒それは神々の︑異次元の世界︒演じものには本土の正月芸西表島は沖縄八重山諸島の台湾に近い島だ﹁︒節祭﹂は沖縄各地にある祭りで︑季節の折り目︑折り目を祝うもの︒趣旨は豊穣と地域の安寧祈願だが︑﹁西表島の節祭﹂は祖納集落の祖とされる大竹祖納堂儀佐への感謝の意味もも︒つそれは地婚式であろうが葬式であろうが︑誰しもこれを避けて通れないき祭り初日を﹁年の晩﹂といい︑各家庭が祭りの準備をする日でクイ﹂︶で祭りの中心行事︒前泊の浜に旗頭を先頭にミリク様ミ﹂に続いて神女たち一の行が進能や︑江戸の文化︑大陸や東南アジアの文化も︒そのひとつは島の娘と本土の船乗りが恋仲になり︑大和へ駆け落ちして島に踊り﹂や﹁フダチミ﹂の室町時代の服装がそれである︒祭り最終日﹁は止留式﹂で︑大平井戸の井戸さらいをして水恩に感謝概念が︑約束ごとを軸に社会を動かすものであるなら︑この祭生きることだろう︒沖縄県﹁節に﹂生きる祈りの島前泊の浜を進む「フダチミ」(撮影/芳賀日向)重141実施日/旧暦10月前後の己亥の日から庚子、辛丑の3日間(新暦要確認)場所/沖縄県八重山郡竹富町西表祖納地区・干立地区電話/0980-87-6257(竹富町役場教育委員会社会文化課)交通/石垣島離島ターミナルから「上原港」(高速船でおよそ50分)83精旅映

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