NPO祭り_DB001_100選
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安ん波ば祭りり︑御潮水献備神事︑浦安の舞︑獅子舞︑田植踊︑神輿渡御︑樽神輿の海上渡御などが2011年3月11日︑東日本大震災が発生︒町は大地震で崩壊し︑15がすべてを奪い去り︑福島第一原子力発電所が放射能漏れを起こし︑住民は全員が強制避難︒で10あ時るか︒ら神取事材がのは2じ0ま19り︑年︑神朝楽時︶を経てなおここは荒地のまこには街があり︑人がいて︑この朝早くからの護摩祈祷にはじま毎年当たり前のように行われていたのである︒大震災から7年を経た2018年︑請戸の祭り人は野野神社の跡地で獅子舞と田植踊を再開︒待ち焦が︵2019年2月取材2・021年加筆︶に進むことあまつ5災福島県たところ︒祭りは海水を汲んでそのにごり具合で豊漁︑豊作を占うものが奉納され︑少女たちが田植踊を踊る︒避難先の仮設住宅での奉納とは異なり︑何もない荒地でも神社の跡地に祠を置いて踊る幸せ︒そこがみんなの居場所なのだ︒2021年もコロナ禍でいつか必ずこの祭りは元に戻る︒ゆこう︒奉納踊りのあと︑足元に目をやればそこには小さな名も知らぬ花が︒そして神主の頬を涙が一筋︒こ請こ戸は漁福港島︒県そ太れ平か洋ら岸8の︵年浪取江材町かつて神社のあった場所で撮影/門山夏子61実施日/2月第3日曜日場所/福島県双葉郡浪江町請戸野神社電話/0240-34-0253(浪江町教育委員会事務局郷土文化係)交通/JR「浪江」駅下車・常磐自動車道「浪江」IC

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