葵あおい祭まつり祭︒︶﹂その名は下鴨神社や上賀り︑馬に鈴をかけ︑駆けくらべ日本を代表する︑最古級の祭り﹁︑葵祭︵﹂正式名﹁賀茂茂神社に自生する葵桂の葉を衣たことからつけられた︒また両神社の神紋が二葉葵であることにも由来する︒祭りは古墳時代後期の第29代欽明天︵皇567年の︶時に全国が風水害に見舞われ︑飢餓や疫病が蔓延したことを発端に誕生︒占いによればそれは賀茂の神々の祟りということで︑人びとは獅子頭をかぶいうのが起源である︒祭りは中核の秘儀である﹁御阿礼祭﹁︵﹂阿礼﹂は神霊誕生の意︶などの前儀を経て5月有名な﹁路頭の儀﹂と﹁社頭の儀﹂だ︒前者は斎王代を中心に500人ほどが御所から下鴨神社を経て上賀茂神社に向かう行使が賀茂の大神に参拝する儀式である︒まさに京都が平安の都それ﹁は路頭の儀﹂を目のあたりにし︑感涙にむせぶふたりの老人︒彼らは昔から祭り出演者この日富山市八尾町から招かれ︑実施日/5月初旬〜15日(15日路頭の儀・社頭の儀)場所/京都府京都市京都御所(上京区)・下鴨神社(左京区)・上賀茂神社(北区)電話/075-212-1717(京都市観光協会)交通/JR「京都」駅下車・地下鉄烏丸線「丸太町」駅下車初めてこの祭りをみた︒そして自分たちの仕事がこれほど栄えたのだ︒列︒後者は天皇の使者である勅京都府京都が平安にもどる日15日の見せ場を迎える︒それが斎王代を中心に、上賀茂神社での「社頭の儀」(撮影/中田昭)建礼門を出発した「路頭の儀」(撮影/芳賀薫)歴8326非精映
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