分︒そこから天に伸びる御40神畳木長野県最北の野沢温泉村は深い雪のなか︒厳しい自然にたち向かうかのように村人たちは道命あるなら来年もまた来年も唄えばつけるの若もの互助組﹁織サンヤンコウ︵三夜講﹂︶﹁のともだち衆﹂が主役の祭りである︒それは厳しい環境が生んだ組織︒村の秩序は彼らの郷土愛と仲間愛で支えられてきた部分が大き︒い祭りは初児誕生の初灯篭などとともに道祖神の社殿を燃やし︑サエノ神に厄払い︑初児のすこやかな成長を祈るもの︒道祖神場に立てられた社殿の高さはおよそ10はさらに10殿に突進︒数え25歳の厄年の男たちが火消し役になり社殿前面でその突進を防ぎ︑上には数えし役となる︒その戦いは熾烈をきわめ︑最後に社殿は火につつまれ︑御神木は炎のなかに消えてゆく︒人々は炭まみれの顔での幸を祈る︒霊の侵入を防ぎ村︑人を禍から護る神長野県42撮影/芳賀日向実施日/1月15日場所/長野県下高井郡野沢温泉村馬場の原電話/0269-85-3155(野沢温泉観光協会)交通/JR「飯山」駅下車→路線バス・上信越自動車道「豊田飯山」IC15697重暮映厄災除去野沢温泉道どう祖そ神じん祭り
元のページ ../index.html#103