2020年8月1日

日田(ひた)祇園祭

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

天領日田を光のヤマが進む

京都の祇園祭は疫病退散封じで誕生し、全国それぞれの地域もこの祭りを取り入れました。「日田祇園祭」も600年ほど前に発生した悪疫の退散を祈願して始められたもの。道行きの囃子は30近い曲目があり、その使い分けも微妙。山車は、高さ8mもの多層人形搭載型で、その精緻なつくりに圧倒。見逃してはならないのが山鉾の背後にある懸幕の「見送り」と、周囲に張られた「水引(みっちき)」です。ラシャ、錦糸・銀糸で虎や鷹、龍などが刺繍され、それは極めて芸術性が高いもの。人形は等身大で物語や歌舞伎の名場面を再現し、人形師によって毎年作り変えられるといいます。花月川の水面に映える光景は瞼に残ります。

実施日/7月20日過ぎの土曜日、日曜日
場所/大分県日田市 市街地
電話/0973-22-2036(日田市観光協会)
交通/JR久大本線「日田」駅下車 大分自動車道「日田」IC下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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