2020年8月1日

山鹿(やまが)灯籠まつり

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

この灯りは時空を超えた夢の架橋(かけはし)

日本武尊(やまとたける)の父とされる第12代景行天皇は隼人征伐に西下。道中、一行は山鹿に入り、霧に行く手を阻まれました。里人は松明(たいまつ)を掲げて道を照らし、天皇ご一行を案内したとか。それから1300年ほどを経た室町時代、その逸話をもとに「山鹿灯籠祭り」が始まりました。それは山鹿市内各町の精緻を凝らした灯籠を大宮神社に奉納するもの。そして「千人灯籠踊り」。それは戦後に誕生。闇の中に1000の灯籠が渦をまくのです。まさに巨大な光の蚊取り線香。お囃子も、唄いも、三味線も、太鼓もすべてが女性。「ヨヘホ節」が流れます。“山鹿灯籠は夜明かしまつり ヨヘホ ヨヘホ 町は灯(ひ)の海~”。詞を整えたのは野口雨情。

実施日/8月15日~17日
場所/熊本県山鹿市 大宮神社(登り灯籠) 山鹿小学校(千人灯籠踊り)
電話/0968-43-1413(山鹿市商工観光部)
交通/JR九州新幹線「新玉名」駅から路線バス 九州自動車道「菊水」IC下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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