2020年8月1日

東河原 樺八幡神社秋季大祭 鉾出(ほこだし)神事

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

村長(むらおさ)を神に奉納する奇祭

この祭りの由来は応仁天皇の母である神功皇后の三韓征伐や、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際の戦勝記念としてその戦いの様を摸したものとか。まず、若者たちの中央に中心(なかじん)という長さ3mばかりの丸い木をもった人が立ちます。若者らは先端をささら状にした青竹で激しく中心を打ちながら太鼓、鉾、村長、神社の宮役とともに樺八幡神社へ。道中青年らは“遠いぞ、遠いぞ、来年まで遠いぞ”“鉾だせ、鉾だせ、来年まで遠いぞ”の掛け声で500mを1時間かけて進みます。神社に笠鉾を手にした村長がやってきて拝殿に入ろうとしますが若者らの鉾に阻まれます。最後にやっと拝殿に納まり、村長は神に奉納されるのです。

実施日/敬老の日の3連休初日
場所/福井県福井市東河原町 樺八幡神社
電話/0776-90-1111(福井市美山総合支所)
交通/JR北陸本線「福井」駅より路線バス

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

ページ先頭へ