2020年8月1日

室根神社特別大祭

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

この祭りの全体像は宮司すら知らないという

この祭りの実行は「神役(じんやく)」と呼ばれる氏子たちがそれぞれの役を分担。その全体像は宮司すら知らないとか。この祭りの古さを示す証拠です。午前4時、注連縄が切り落とされるのを合図に、神輿は室根山の中腹にある室根神社を出発して山を下ります。行程は10㎞。折壁の「マツリバ」を目指して一直線に進み、本宮、新宮2基の神輿が御仮宮への先着を争うのです。2基は先陣を争って御仮宮に登ろうとします。本宮の神輿が先に安置されようとすると新宮の神輿はご機嫌をそこねて引き返し、本宮がそれを追っかけて慰めます。その攻防は実にユニーク。最後に両神輿は仲良く仮宮に納まります。

実施日/閏年の翌年の10月19日に近い金曜日~日曜日
場所/岩手県一関市室根町 室根神社 折壁マツリバ
電話/0191-64-3806 (一関市役所室根支所)
交通/JR大船渡線「折壁」駅下車 東北自動車道「一関」IC下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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