2020年8月1日

御神幸(ごじんこう)祭(裸坊祭)

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

菅原道真公への想いがいまに生きる祭り

菅原道真は失意のもとに都を追われ、瀬戸内海を西下。太宰府までの船旅、一行は周防の国の勝間の浦に到着。この祭りは、寛弘元年、道真の御霊を慰めるため、勅使がここに遣わされて後、常祭となったもの。夕方6時、防府天満宮をでた御網代輿(おあじろこし)は裸坊に担がれ、勝間の浦のお旅所に御神幸。ここの神事も幻想的、厳粛で観客を古代の世界に誘います。“兄弟わっしょい”の掛け声がユニーク。みどころは、500㎏の輿が天満宮57段の石段を上り下りする場面。そのどすん、どすんという音が輿の重量感を感じさせ、石段が削りとばされます。その激しさは逆賊道真公を最初に祀った防府人の誇りなのでしょうか。

実施日/11月第4土曜日
場所/山口県防府市 防府天満宮 勝間の浦
電話/0835-23-7700(防府天満宮)
交通/JR山陽本線「防府」駅下車 山陽自動車道「防府西」または「防府東」IC下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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