2020年8月1日

舟長は10m程度で、漕手5名、舳先の櫂掻き2名の構成

萩の和船大競漕~おしくらごう~

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

地域の教えは「青年宿」で継承された

古式和船競漕「おしくらごう」の本部「青年宿」は、この地区に古くからある自治組織の集会所です。かつて青年たちはここで先輩たちから船の操り方や漁業者としての日常の行いについても厳しく教わってきました。「おしくらごう」の誕生は江戸時代とされ、名前の由来は「押しくらべ」という説があります。その起源は背後が日本海であるため、陸側から敵に攻められると逃げ場がなく、非常時のために毛利水軍の早船訓練として誕生したとみられます。舟は橋本川をアメンボウのように疾走。若者たちの真剣な表情と、鍛え抜かれた裸体に日本男児の強さをみます。萩の漁師に毛利水軍の誇りは生きていました。

実施日/6月第1日曜日
場所/山口県萩市 橋本川
電話/0838-25-3131(萩市役所)
交通/JR山陰本線「萩」駅下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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