2022年6月23日

木幡(こはた)の幡祭(はたまつ)り

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

“生まっちゃぞー”

祭りの日、氏子9集落が5色の大幡を担いで木幡山山頂の羽山神社を目指します。道中、「権立(ごんだち)」とよばれる4人が脇道へ。彼らの目の前に現れたのは巨岩一対。「胎内くぐり岩」です。ここで権立は身をよじりながら幅70センチばかりの割れ目をくぐります。抜け出た権立に“生まっちゃぞー”という声が。岩の上の総大将と下の大将が問答を始めます。総大将“当年の当年の生いた御前権立をば何と申す”とくれば、大将“鷹取場の松の木の根っこに絡まるふじこと申す”。総大将“いやいやそうではない、そうではない”。(中略)大将“八幡太郎義家と申す”。これは生きながら強く新しい命に生まれ変わる通過儀礼なのです。

実施日/12月第1日曜日
場所/福島県二本松市木幡字治家 隠津島神社
電話/0243-46-2111(二本松市東和支所) 0243-46-2869(隠津島神社)
交通/JR東北本線「二本松」駅下車 路線バス 東北縦貫自動車道「二本松」IC
撮影/高橋正仁

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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