2022年4月28日

福野夜高祭(ふくのよたかまつり)

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

“歳はとっても他国にいても、夜高祭りはササ思い出す”

富山県福野は江戸時代の町づくりからわずか2年後の慶安5年(1652)2月、大火により神社を含め64戸が焼失。そのため神迎えをして神社を再建しようということで、伊勢神宮から天照大神のご分霊をいただくことに。その帰途、使者たちは倶利伽羅峠で日暮を迎えます。それを案じた町民が行燈を手に迎えに行ったのがこの祭りの起源です。
行燈は「夜空に高々とみえる行燈」ということで、ついた名前が「夜高行燈」。高さは大行燈が6メートルほど。若連は“よいやーさー”の掛け声で街を曳き、行燈山車がすれ違えば行燈の若者が思いっきり手足を伸ばし、相手の行燈を蹴破ります。これは儀礼的喧嘩で、激しく痛めれば痛めるほど神様が喜び、豊作が約束されるということです。

実施日/5月1日~3日
場所/富山県南砺市福野 福野神明社
電話/0763-22-1120(福野夜高祭連絡協議会)
交通/JR城端線「福野」駅下車 東海北陸自動車道「南砺スマート」IC

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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