2021年7月9日

桧原(ひばる)マツ

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

神仏習合の極み

これは耶馬渓の上ノ川内、中畑、福土の3集落の祭りで、歴史はおよそ700年。神仏一体で五穀豊穣を予祝する「御田植式(マツヤク)」が祭りの中核です。山伏姿の白衣の僧兵が薙刀を手に神輿を先導。続いて稲作の所作を表現した予祝の7つの演目が始まります。水漏れを防ぐ「水とめ」、“やんそれ”の掛け声で鍬を打つ「田うち」、「畔ぬり」、草を刈る「くろぎり」、牛を使って田をならす「しろかき」、田を平らにする「えぶり」、そして「たねまき」が披露。白衣に編み笠、ワラ草履。派手な動きのない所作は古式そのもの。演者はその場での思いつきのアドリブでかけ合いをし、会場を和ませます。

実施日/4月第2日曜日
場所/大分県中津市耶馬渓町中畑 檜原山正平寺
電話/0979-54-3111(中津市役所耶馬渓支所地域振興課)
交通/JR日豊本線「中津」駅下車・路線バス

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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