2021年3月1日

赤松神社秋まつり 奉納吹筒花火

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

“できたん どしたん”

“できたん どしたん”。独特な掛け声です。それは筒のてっぺんから噴きだす滝のような火の粉を浴びて進む氏子たちの声。拍子木をカッチ、カッチと打ち鳴らしながらの姿はむしろ神々しくみえます。彼らが祈っているのは来年の五穀豊穣と家内安全。さらに火を噴く神輿、回転花火などそこは火の粉を浴びることで心身を清める禊(みそぎ)場か。花火の製法は秘伝で、文政4年(1821)発刊の「意匠」に詳述されていますが、それを見ることが許されているのはグループのリーダーだけ。
祭りはほかにも「赤松座の三番叟」「巫女の舞」「だんじり」などがあり、もりだくさん。赤松集落には赤松川の豊かな水と気温差が育む絶品のコシヒカリ、初夏の蛍、そしてこの花火、「三つのヒカリ」があるといわれています。

実施日/10月第2日曜日(花火)~月曜日(本宮)
場所/徳島県海部郡美波町赤松字阿地屋 赤松神社
電話/0884-77-3616(美波町政策推進課)
交通/JR牟岐線「日和佐」駅下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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