2020年8月18日

豊烈(ほうれつ)神社の打毬(だきゅう)

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

全国に希少な奉納神事

打毬は紀元前6世紀ごろ、狩猟の技を磨くため中央アジアあたりに生まれたとされます。それが日本に伝わり、平安時代には宮中の端午の節会の年中行事となります。しかし明治に入って馬術は西洋移入のものが主流となり、いまやこの古式騎馬打毬はここと宮内庁、青森県八戸市の長者山新羅神社に残るのみ。豊烈神社の方法は2組に分かれたチームが馬に乗って先端に小さな網袋のついた毬杖で地面の毬をすくい取り、ゴールの小さな穴に投げ入れる競技です。これは山形藩最後の家老だった水野元宣が戊辰戦争で自らの命と引き換えに山形を戦火から救ったことの恩を忘れまいと例大祭で奉納されるようになったもの。

実施日/10月6日
場所/山形県山形市桜町 豊烈神社
電話/023-642-7108(豊烈神社)
交通/JR「山形」駅下車 山形自動車道「山形蔵王」IC下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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