2020年8月18日

鳴無(おとなし)神社秋の大祭(チリヘッポ)

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

神の子のご結婚

ここは須崎市の横浪半島浦ノ内湾、リアス式海岸です。神社は内海の海辺に。別名「土佐の宮島」。祭りは豊作に感謝し子孫繁栄を願うため、幼児が務める神の子の結婚式です。前夜は関係者が一堂に会して結願祭を行ないます。そして当日、4人の乙女が浦安の舞を舞い、白装束の神の子一行が神歌を歌いながら神社へ。神の子の男児は「行児(ぎょうじ)」で肩車され、女児の「斎女(いたじょ)」は背負われて登場。付き添うのは頭屋主、御幣差、守婆2人、供人数人という構成。一同は境内に据えられた神輿の前に正座して神妙に神事に臨みます。そして白酒で三々九度。幼い夫婦の誕生です。ここは知る人ぞ知る良縁成就の神社。

実施日/旧暦8月22日~23日
場所/高知県須崎市浦ノ内東分鳴無 鳴無神社
電話/0889-42-8591(須崎市教育委員会生涯学習課)
交通/JR土讃線「須崎」駅下車 高知自動車道「須崎東」IC下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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