2020年8月18日

瀬波大祭(せなみたいさい)

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

往く夏はかくも哀しき木遣りの瀬波

午前4時、祭りを告げる先太鼓が西奈彌(せなみ)神社を出発。それは濱町を出発して地域を一巡。夕方、家々は御簾(みす)をおろし、親族、友人集まって語らい、祭り料理を楽しむ様子が透けてみえます。盆唄が聞こえます。“どんと どんとと やーいー 鳴るは瀬波のお滝さまだえー よーとこなー”。行ってみれば「おしゃぎり」とよばれる屋台が5基。着物に白いたすき掛け、鉢巻き姿の子どもらが太鼓と鉦で囃します。「おしゃぎり」が港町を練ります。それはゆらゆら、ゆったり、のたり、のたりの海を感じさせるや、一気に濱町の坂道を疾走し、瀬に打ち寄せる荒波のごとく。いや、人生の波か。これが瀬波の「木遣り神事」です。

実施日/9月3日~4日
場所/新潟県村上市瀬波
電話/0245-53-2258(村上市観光協会)
交通/JR羽越本線「村上」駅下車 日本海東北自動車道「村上瀬波温泉」IC下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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