2020年8月18日

奥津比咩(おきつひめ)神社大祭

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

能登のトト楽

自然と文化と食の能登半島、残された日本がここにはあります。祭りの日、奥津比咩(おきつひめ)神社には若い男女と小さな子どもたちがいっぱい。聞けばこの地区の人たちは都会に就職する人が少なく、人生のほとんどを故郷で完結させるのだとか。理由はここの海の幸。女性は海女が多く、働き者。「能登のトト楽」といわれる所以です。神社での神事を終え、神輿は日本海の袖ヶ浜へ神幸します。神輿は海に。入水神事です。夕陽は赤々と水平線に落ち、残照が海を染め、裸体の男たちはシルエット。これはけなげにも龍に襲われて下半身を失いつつも、宝珠を胸にはさんで大和国王に献上した海女の功績を称える神事なのです。

場所/石川県輪島市海士町
電話/0768-23-1146(輪島市産業部観光課)
交通/のと鉄道七尾線「穴水」駅下車 のと里山空港から路線バスで30分

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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