2020年8月18日

白糠(しらぬか)厳島(いつくしま)神社例大祭

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

海の男の純情祭り

白糠厳島神社は港の丘の上に鎮座。ここは霧が多いため神社の赤鳥居は燈台の役割も果たしてきました。祭りで先ず驚いたのは海の男のたくましさと荒っぽさ。神輿を担ぐ男たちの叫びが飛び交います。真っ赤な衣装の男がバシバシと地面を叩きながら檄を飛ばしているのです。それは「猿」と呼ばれる人。祭りの絶対権力者のようで、誰もがその命令に従わなければならないとか。見せ場に来れば、担ぎ手は時々神輿を地面すれすれまで降ろして運びます。これを「地ずり」といい、海の男の力の誇示。浜の神事のあと、神輿は海に突入。そして神社へ還御。70段の石段を上がる彼らの表情は必死。祭りが終わり、海の男は純情泣き。

実施日/7月最終の金~日曜日
場所/北海道白糠郡白糠町 厳島神社
電話/01547-2-2712(厳島神社社務所)
交通/JR根室本線「白糠」駅下車 釧路空港から道東自動車道「白糠」IC下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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