2020年8月17日

中橋を渡る屋台

山王祭(さんのうまつり)

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

飛騨の目覚め

「祇園祭」「秩父祭」とならび日本三大美祭とされるこの祭りと、秋の「八幡祭」を総称して「高山祭」と呼びます。屋台には全国の寺社、山車などの造作に影響を与えた飛騨工の技が光ります。その豪華さを極めさせたのは材木で財をなした高山の豪商。祭りの日を古老はこう言います。“飛騨の目覚め”と。12台の屋台はそれぞれ独自の特徴と美学をもちます。極めて精巧なからくり人形や屋台彫刻の最高傑作・唐子群遊彫刻、丸山応挙が下絵を描いた刺繍幕など、どれもが至高の芸術作品。夜、屋台には100もの提灯がつけられ、昼とは異なった風情をかもし、曳き別れ歌「高い山」の調べにのってそれぞれの屋台蔵へと帰ってゆくのです。

実施日/4月14日~15日
場所/岐阜県高山市
電話/0577-35-3145(高山市商工観光部観光課)
交通/JR高山本線「高山」駅下車 中部縦貫自動車道「高山」IC下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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