2020年8月17日

「四剣の舞」

山梨岡神社 吾妻屋宮(あづまやぐう)春季例大祭

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

花ふぶき 吹く笛の音に神が舞う 岡の社は きずな春日居

山梨岡神社は山梨の地名の由来です。裏手には1本のヤマナシの木(バラ科ナシ属)が白い花を咲かせています。朝8時、境内の神楽殿で24演目の舞の始まり。「斎場の舞」「御供献備」などがあり、「國常立命(くにとこたちのみこと)の舞」、キツネの仕草の「宇気母智命(うけもちのみこと)の舞」、午後1時「天岩戸」「四弓の舞」、少女が面をつけずに舞う「天鈿女(あめのうずめの)命(みこと)の舞」「大蛇の舞」「天の岩戸の舞」「祝詞の舞」「薙刀両剣の舞」などと続き、武田信玄公が出陣の前に必ず舞わせた「四剣の舞」。最後は舞子長だけに舞うことが許される「大山秖命(おおやまづみのみこと)の舞」で24の演目が終了。これはまるで神楽の大河です。その間、太鼓と鞨鼓(かっこ)と笛が延々。人間関係のつながりの深さを実感。

実施日/4月4日~5日
場所/山梨県笛吹市春日居町鎮目 山梨岡神社
電話/055-261-2034(笛吹市 産業観光部 観光商工課)
交通/JR中央本線「石和温泉」駅下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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