2020年8月17日

御塞神場で御神体を投げる

御塞神祭(おさいじんさい)

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

「オサエズンサマ(お塞神様)」で子だくさん

この祭りは子孫繁栄を願うもので、クライマックスは男根を模したご神体の争奪戦。そのご神体になる松の木は祭りの朝、一山衆が雪をかき分け山から伐りだし、ほぼ1日がかりで加工。平塩熊野神社の祭壇にはご神体となる大小26本の男根とたくさんのお札が並べられています。2体の十王坐像が見おろす前で男根は「入魂の儀」を経て立派なご神体に。神事が終わり、一行はご神体を抱えて行列をなし、“ほ~い、ほいほいほいほいほい”の声を発しながら神社から御塞神場に行進。そこでまた神事があり、群衆にむけてご神体を投入。300人の大争奪戦が繰り広げられます。“とおちゃん、頑張って!”の叫びが飛び交います。

実施日/旧暦1月15日(毎年変更)
場所/山形県寒河江市平塩 平塩熊野神社~塞神様前
電話/0237-86-0165(平塩熊野神社社務所)
交通/JR左沢線「寒河江」駅下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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