2020年6月24日

「鳥毛ひねり」の奉納

秋葉祭

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

平家落人の秘境を夢の練り「オナバレ」が進む

残雪残る早春の山沿いを霧の窪、本村、沢渡の三地区が「トントンチキチ トンチキチ」と音曲を鳴らしつつ岩屋神社に集結。そしてお旅所の市川家でご神霊を迎え、先悪魔(さきあくま)が先導する「オナバレ」の練りが法泉寺、中越家を経由して急な山肌を縫って秋葉神社へと還御します。その衣装には全国各地の祭り装束の要素がみられます。それはかつてこの村の分限者が都会でみたものを取り入れたということ。練りの最大の見せ場は「鳥毛(とりげ)ひねり」です。鮮やかな火事装束の若者が舞いながら「鳥毛」を投げあう様はまさに早春の夢。標高1000mの山懐に繰り広げられる雅な祭りはマニアをも虜にする不思議な魅力を放ちます。

実施日/2月9日~11日
場所/高知県吾川郡仁淀川町(岩屋神社~市川家~秋葉神社)
電話/0889-35-0111(仁淀川町役場)
交通/高知自動車道「伊野」IC下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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