2020年8月14日

赤崎神社例祭

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

楽桟敷(がくさじき)で楽踊(がくおどり)を観る贅沢

ここは古代ローマの円形劇場か。それは神社脇に設けられた石垣で組んだ階段状馬蹄形の楽桟敷。観客はその芝に居すわって楽踊を鑑賞するのです。「芝居」の語源です。楽踊は田植神事で踊られる田楽の流れをくむもの。祭りでは「月の前の伶楽」と「虎の子渡し」「湯本南条踊」などが披露されます。踊り手は円陣を組み、太鼓と鉦にあわせて激しく踊ります。その所作は悪霊を鎮め、はらいのけようとする力強さ。彼らは前後左右に跳びあがり、足踏みをし、身体を浮き沈みさせ、楽の調子は動から静へ。静から動へ。2人の童子のいでたちはいかにも唐国風。長門は海の幸・自然の景観・人情など、ここは旅の穴場です。

実施日/9月10日
場所/山口県長門市東深川 赤崎神社
電話/0837-23-1137(長門市観光課)
交通/JR山陽本線・美祢線「長門市」駅下車 山陽自動車道「美祢」IC下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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