2020年6月24日

阿蘇神社前での火振り

田作祭(たづくりさい) 火振り神事

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

ここに阿蘇農耕神事の深淵が

この祭りは阿蘇農耕祭事の一環です。旧暦1月13日の阿蘇神社の「踏歌節会(とうかせつえ)」に始まり、10月18日までの「火焚き神事」まで、種々の神事が催行されます。その歴史は古く、2020年時点でおよそ2110年というわが国最古級の祭り。
「神婚の儀」は毎年旧暦の3月、妃神を娶りに里に降りてくる神が神婚の儀式を阿蘇神社で挙げたあと、初夜を過ごすもの。御前迎えの一行が赤水・吉松社で姫神を迎え、阿蘇神社に向かいます。神社の前で多くの氏子が縄の先につけた火の藁束を振り回して神様の足元を照らします。それが「火振り神事」。かつては阿蘇盆地全体が火の海に見えたとか。

実施日/3月初卯~次の卯の日の間の申の日
場所/熊本県阿蘇市 阿蘇神社
電話/0967-22-3174(阿蘇一宮観光協会)
交通/JR豊肥本線「宮地」駅下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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