2020年8月14日

おみゆきさん(甲斐国一宮浅間神社例大祭大神幸祭)

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

洪水に苦しめられた先人の想いを継ぐ祭り

祭りは正式には「甲斐国一宮浅間神社例大祭大神幸祭」といい、その「大神幸(おおみゆき)」が「おみゆきさん」となったもの。それは木花開耶姫命(このはなさくやひめ)に水防を祈るため、浅間神社の祭神が二宮美和神社、三宮玉諸神社の神とともに釜無川端の三社神社に神幸するもの。その距離およそ25㎞。神輿を担ぐ男たちは女装で顔に化粧をし、奇妙な見栄え。これは木花開耶姫命が女性であるため、嫉妬しないようにと男性が女装する習わしになっているとか。かけ声は“そこだい そこだい”。神幸が遠距離のため「目的地はそこだ」ということか。それぞれの神輿が神社にあつまり、皆が一列になって「水神」と書かれた小石を釜無川に向かって投げます。

実施日/4月15日
場所/山梨県笛吹市一ノ宮町一ノ宮 甲斐国一宮浅間神社
電話/0553-47-0900(甲斐国一宮浅間神社社務所)
交通/JR中央本線「山梨市」駅下車 中央自動車道「勝沼」IC下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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