2020年6月24日

姥神(うばがみ)大神宮渡御祭

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

北の果ての港町に京の雅が

13基の山車が武者人形、文楽人形、歌舞伎人形などを配して北の港町を練ります。山車は北陸地方のものに、囃子は京都の「祇園祭」にそっくり。京都の文化が北陸経由で伝わったのです。
夜、山車は姥神大神宮に勢ぞろい。それは煌々と輝き、若者らは笛と太鼓と鐘の乱れ打ち。松明の火で清められた道を3基の神輿が姥神大神宮に「宿入之儀(やどいれのぎ)」を行います。祭りの終わり、人々は新地町の交差点に集合。羽織袴の代表頭取が円陣の中央に進み出ておもむろに歌います。“大島小島の間とる船は ヤンサのエー 江差(えさし)通いか なつかしや”(以下略)これはニシンの豊漁を祈る祭り。ニシンよ、江差の海に戻っておくれ。

実施日/8月9日~11日
場所/北海道檜山支庁檜山郡江差町 姥神大神宮
電話/0139-52-6716(江差町産業振興課)
交通/函館から路線バス「江差」下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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