2020年6月24日

伝統の「キツネ踊り」に加えて、昭和56年に「タヌキ踊り」が考案された

姫島の盆踊り

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

不思議な島のキツネとタヌキの盆踊り

“こらさっ そらいた よい よい”。傘を片手に子狐、子狸が踊ります。豊後水道に陽が落ちれば盆踊りです。この島には「盆坪」が6ヶ所あり、それぞれの場所で盆踊りがあります。「盆坪」とは集落のことで、それぞれ方言が異なるとか。踊りの演目は「アヤ踊り」「キツネ踊り」「たぬき踊り」「銭太鼓」「猿丸太夫」など。所作は自由奔放で、とりわけ子供が踊る「キツネ踊り」と「たぬき踊り」が人気。「キツネ踊り」は狐が横暴な庄屋をからかっている様を風刺したもの。日本の踊りには言葉にだせば憚ることを所作や歌にこめたものが多くみられます。それは庶民の権力への無言のレジスタンス。

実施日/8月15日~16日 *開催日は年によって変更の可能性があります。
場所/大分県東国東郡姫島村
電話/0978-87-2111(姫島村役場)
交通/大分空港から車で伊美港 港から通船

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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