2020年6月24日

曳山は「漆の一閑塗り」製法だ。製作費は現在の価格にすると1億円から2億円を要したという

唐津くんち

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

重文山車と食と語らいに酔いしれる

唐津とは「唐の国に渡る津」の意とされ、「唐津くんち」の「くんち」は「供日」、つまり「神様にお供えする日」からきた言葉といわれています。祭りには14台の曳山が奉納され、11月2日の「宵曳山巡行」に始まります。午後7時半、火矢を合図に製作年代が最も古い刀町1番曳山の「赤獅子」が大手口を出発。各町内の曳山が製作年代順に次々と加わり、笛、太鼓、鉦の曳山囃子にのせて“エンヤ エンヤ ヨイサー ヨイサー”と街を練るのです。唐津全体が祭り。各家庭では贅の限りを尽くした料理が用意され、客をもてなします。彼らは3カ月分の稼ぎを祭りに費やすといいます。それが唐津の「三月倒れ」です。

実施日/11月2日~4日
場所/佐賀県唐津市 唐津神社
電話/0955-74-3355(唐津観光協会)
交通/JR筑肥線「唐津」駅下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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