2020年8月1日

樹齢600年の銀杏の御神木の天辺(てっぺん)に立てられた御神旗を観察する宮司

綾部神社の風神祭

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

これは日本最古の気象台!

7月15日、3人の旗揚げ人によって綾部神社境内の銀杏の御神木の天辺(てっぺん)に真竹が立てられ、神旗が縛られます。これが「旗揚げ神事」。その日以降、宮司が毎日午前6時と午後6時に旗の様子を記帳。旗は72日後の9月24日に降ろされます。「旗降し神事」です。宮司観察による毎日の天気予報は、神旗が右に垂れ下がった場合は「雨」、左に垂れ下がった場合は「風」、左に強く巻きあがった場合は「台風」、「俵(かまぎ)巻」は「豊年の兆」という決まり。ある日の宮司の記録。「9月22日曇り 西の風・西南の風 神旗正常 昼過ぎて雨と雷 夕刻4時頃には止む 1時間ばかりなり」。天気を通じての吉凶・豊穣占いです。

実施日/7月15日(旗揚げ神事)
9月24日(旗降し神事)
場所/佐賀県三養基郡みやき町中原地区原古賀 綾部神社
電話/0942-94-4159(綾部八幡神社)
交通/JR長崎本線「中原」駅下車 九州自動車道「鳥栖」IC下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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