2020年6月24日

3姉妹の逢瀬に海も狂喜乱舞か

みあれ祭

取材・文

日本の祭り研究所 所長
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
苦田 秀雄

神秘のヴェールに隠された祭り

ここは玄界灘。「ここは神話の世界?」「これは幻覚?」。御座舟を数100隻の漁船が取り囲み、白波をたててグルグル回っているのです。船がゴンゴンぶつかりあっています。これが「御阿礼(みあれ)神事」。「みあれ祭」の「阿礼(あれ)」とは神霊が生まれること。古事記によれば宗像3女神とは、天照大神が素戔嗚の剣を噛み砕いて吹き出した霧の中から生まれた3柱の姫神。この祭りは女神たちの年にいちどの逢瀬です。それが沖ノ島の沖津宮(おきつのみや)の多紀理姫命(たぎりひめのみこと)、大島の中津宮(なかつのみや)の田心姫命(たごころひめのみこと)、陸の辺津宮(へつのみや)の市杵島姫命(いしきしまひめのみこと)。その御霊を載せた御座船が玄界灘を漁船団に護られて航行。その距離60㎞。祭祀の内容については一切他言無用!

実施日/10月1日(沖ノ島現地大祭は5月27日)
場所/福岡県宗像市 宗像大社
電話/0940-62-1311(宗像大社)
交通/JR鹿児島本線「赤間」駅下車

※変更になる場合もございますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

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