日本の祭り研究所

日本の祭りを旅しよう

古来日本人はすべてのものに神が宿ると考え、自然を敬い、畏れてきました。それは太古より自然の脅威にさらされ続けてきたがゆえの知恵だったのです。さらに先人は異文化も柔軟に取り入れ、日本の風土にあわせて日本独自の文化を紡いできました。
人々は故郷の思い出を胸に齢を重ねます。それは故郷の自然であり、祭りの音、食べもの、いまは亡き親の顔など、祭りにみる思い出の数々。日本の祭り文化の底流は「自然への畏敬」と「人との和」であり、「故郷への愛」なのではないでしょうか。

これは北の大地から沖縄の離島にいたるまで、私たちが現地で取材した祭りのミニルポルタージュです。祭りには現地でなければ味わえない感動や臨場感、人々の想いがあります。ぜひとも現地で祭りを体感してください。地域の人たちはきっとあなたを優しく迎えてくれるはずです。

*18年にわたる取材のため、なかには廃絶したもの、開催日が変わったものも含まれているかもしれません。必ず事前にご確認ください。

師走祭り

天智天皇2年(663)の白村江(はくすきのえ)の戦いで唐・新羅連合軍に敗れた百済王とその家族は日本を頼っ...

執筆者:苦田 秀雄

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野見(のみ)の潮(しお)ばかり

これは小正月の行事で、海の竜神に海上安全を祈るために始められたと伝えられます。「しおばかり」は「...

執筆者:苦田 秀雄

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刈和野(かりわの)の大綱引き

羽州街道沿いのこの町は古来「市(いち)」で栄えてきました。この綱引きは二日町が勝てば米価が上がり、...

執筆者:苦田 秀雄

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阿月(あつき)の神明祭(しんめいまつり)

祭りの朝、阿月の浜で東と西に御神体を立てる「起こし立て」が行われます。神霊はそのときそこに降臨。...

執筆者:苦田 秀雄

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高尾山火渡り祭

修験道の修行のひとつに「六根(ろっこん)清浄(しょうじょう)」があり、これは人間の6つの感覚器官である...

執筆者:苦田 秀雄

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富岡稲荷神社初午(はつうま)大祭

祭りが近くなれば、住民らの耳に夜風にのって流れるシャギリや笛・太鼓の練習の音が聞こえてくるとか。...

執筆者:苦田 秀雄

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長崎ハタ揚げ大会

長崎では凧のことを「ハタ」とよびます。そのサイズは縦80cm、横96cmで、糸は60m。「ヨマ」とよばれる麻...

執筆者:苦田 秀雄

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田の神戻し

なんともこれはユーモラス。田の神様(たのかんさあ)のお引っ越し。この祭りは子孫繁栄と五穀豊穣を祈る...

執筆者:苦田 秀雄

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初午(はつうま)まつり『火伏せの虎舞』

古来、この地域は奥羽山脈からのフェーン現象でしばしば大火に見舞われました。そこで、この祭りは今か...

執筆者:苦田 秀雄

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下船岡神社神幸祭

この祭りで目立つのは神幸の先陣をきる榊です。それは担ぎ棒のついた台の真ん中に5mばかりの榊を差し込...

執筆者:苦田 秀雄

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川渡り神幸祭

ここは「炭坑節」で知られた田川市。風治八幡宮対岸のお旅所に向うため、11基の山笠が次々と彦三川に入...

執筆者:苦田 秀雄

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白根大凧合戦

この祭りは越後の名将・直江兼続治水の中ノ口川がしばしば氾濫をおこし、両岸の住民に対抗心が生まれ、...

執筆者:苦田 秀雄

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成田袛園祭

これは東日本を代表する袛園祭。10基の山車や屋台にはそれぞれの町内の歴史があり、屋根には成田にゆか...

執筆者:苦田 秀雄

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劔山本宮(つるぎさんほんぐう)劔神社(つるぎじんじゃ)例大祭

標高1955m、ここは霊峰剣山山頂。雲海の中を神輿が進みます。これは壇ノ浦の戦いで散った平家悲運の幼帝...

執筆者:苦田 秀雄

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河口の稚児舞

舞子の稚児(おちいさん)は小学校2年生から6年生までの女児7人。境内に吹き渡るのは真夏の涼風。拝殿で「...

執筆者:苦田 秀雄

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北海へそ祭り

これは「北海道のへそ(中心部)」、富良野市のなんとも奇妙な祭り。町のあちこちにはお腹に歌舞伎役者の...

執筆者:苦田 秀雄

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名舟(なふね)大祭

戦国時代、越後から攻めてきた上杉勢に対し、名舟の住民は夜陰に乗じて太鼓を打ち鳴らし、鬼の面をつけ...

執筆者:苦田 秀雄

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厳島(いつくしま)神社船管絃 (管絃祭)

この祭りは久安2年、平清盛が安芸守に任ぜられた際、宗像3女神に奉じる神事として都の貴族の管弦の宴を...

執筆者:苦田 秀雄

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脚折雨乞(すねおりあまごい)

かつて脚折の雷電池には大蛇が棲み、旱魃(かんばつ)の際に降雨祈願をすれば雨を降らしてくれたと伝えら...

執筆者:苦田 秀雄

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気仙町けんか七夕祭り

2011・3・11。あの日、巨大津波が陸前高田全域をのみ込みました。その年の8月、彼らは残った1基の山車で...

執筆者:苦田 秀雄

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苦田秀雄(にがたひでお)

1946年 岡山県生まれ
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
日本の祭り研究所所長
東日本国際大学客員教授

加藤正明(かとうまさあき)

1956年 大阪府生まれ
NPO日本の祭りネットワーク理事/事務局長
日本の祭り研究所研究員
東日本国際大学客員教授
立命館大学客員研究員

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