日本の祭り研究所

日本の祭りを旅しよう

古来日本人はすべてのものに神が宿ると考え、自然を敬い、畏れてきました。それは太古より自然の脅威にさらされ続けてきたがゆえの知恵だったのです。さらに先人は異文化も柔軟に取り入れ、日本の風土にあわせて日本独自の文化を紡いできました。
人々は故郷の思い出を胸に齢を重ねます。それは故郷の自然であり、祭りの音、食べもの、いまは亡き親の顔など、祭りにみる思い出の数々。日本の祭り文化の底流は「自然への畏敬」と「人との和」であり、「故郷への愛」なのではないでしょうか。

これは北の大地から沖縄の離島にいたるまで、私たちが現地で取材した祭りのミニルポルタージュです。祭りには現地でなければ味わえない感動や臨場感、人々の想いがあります。ぜひとも現地で祭りを体感してください。地域の人たちはきっとあなたを優しく迎えてくれるはずです。

*18年にわたる取材のため、なかには廃絶したもの、開催日が変わったものも含まれているかもしれません。必ず事前にご確認ください。

黒森歌舞伎

住民は言います。“黒森には芝居の虫が棲みついていて、雪が降ると騒ぎだす”と。これは日枝神社へ奉納神...

執筆者:苦田 秀雄

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とんばんさん

「とんばんさん」とは遠見(とうみ)番所(ばんしょ)が訛ったもので、難破船や外国船を見張るために高台に...

執筆者:苦田 秀雄

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和久利(わくり)壬生(みぶ)狂言(きょうげん)

狂言とは猿楽をベースに室町時代に発生した無言笑劇であり、和久利には京都壬生寺の狂言が伝わったとさ...

執筆者:苦田 秀雄

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青柏祭(せいはくさい)

コマの重さが1輪2t、計8t。ヤマの高さ12m、総重量20t。これぞ日本一のでかヤマ。「青柏祭」とは青い柏(...

執筆者:苦田 秀雄

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藤森祭 駆馬(かけうま)神事

今や地球上でこのような技を見せるのはこことモンゴルの一部といいます。藤森神社の参道馬場で手綱潜り...

執筆者:苦田 秀雄

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大山寺(だいせんじ)御幸(みゆき)

この御幸の先頭にある炎は天台宗比叡山延暦寺の根本中堂で1200年にわたって燃え続ける火を分火したもの...

執筆者:苦田 秀雄

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磯部の御神田(おみた)

この祭りのある伊雑宮(いぞうのみや)は伊勢神宮内宮の別宮で、神事はお宮の御神田を中心に行われます。...

執筆者:苦田 秀雄

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久喜提燈祭り『天王様』

ここに来てまず耳にするのがお囃子です。それは他に類をみないテンポの良さ、小気味いいもの。地元では...

執筆者:苦田 秀雄

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海南神社夏の例大祭

三浦半島先端の三崎の町を30mもの巨大な行道獅子(ぎょうどうじし)が神輿を先導して練ります。道中、商店...

執筆者:苦田 秀雄

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水無(すいむ)神社例大祭 みこしまくり

掛け声は「惣助と幸助」の意味。平安時代の戦乱で、岐阜県高山市にある水(み)無(なし)神社に火が放たれ...

執筆者:苦田 秀雄

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日向(ひゅうが)ひょっとこ夏祭り

その日、日向市は2000人ものひょっとこで真っ赤に染まります。「ひょっとこ」の語源は「火男」で、それ...

執筆者:苦田 秀雄

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数方庭祭(すほうていさい)

第14代仲哀天皇を新羅の総大将・塵輪(じんりん)が攻めてきました。天皇は自ら弓をとり、塵輪を倒し、屍...

執筆者:苦田 秀雄

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根子番楽(ねっこばんがく)

番楽とは東北地方に分布する山伏神楽で、火伏せや悪魔祓いの祈祷のことです。この番楽は根子集落に源氏...

執筆者:苦田 秀雄

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根知山寺(ねちやまでら)の延年(えんねん)~おててこ舞~

「遐令延年(かれいえんねん)」とは齢を延ぶるということで、芸能で心を和らげて長生きをしようという目...

執筆者:苦田 秀雄

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中里(なかざと)の火の花祭り

古来、富士山は神の宿る山として崇められてきました。その信仰は「富士講」という組織をつくり、幾多の...

執筆者:苦田 秀雄

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山中(やまなか)諏訪神社 安産祭り

9月5日、標高1000mの山中湖畔はすでに秋。若い男女が前の人の肩に手をのせて“よいよい よいさ”と行儀よ...

執筆者:苦田 秀雄

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獅子加那志(しーしがなし)豊年祭

「加那志」の意味は「尊ぶ」の尊敬語とか。この祭りの主役は獅子で、志多伯(したはく)の守護神。それは...

執筆者:苦田 秀雄

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上総(かずさ)十二社祭り

古事記によれば、むかし九十九里浜釣ヶ崎の海岸に玉依姫命(たまよりひめのみこと)が上陸。この祭りはそ...

執筆者:苦田 秀雄

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岩手・三陸 山田祭

東日本大震災から3年半後の9月14日、照明に照らされる神輿につく若者の顔ははじけ、泣き、茫然無我の顔...

執筆者:苦田 秀雄

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西尾山八幡(はちまん)神社例祭

この祭りで舞われる美土里神楽は境内の「舞殿(まいどの)」で黒滝神楽団の「神おろし」に始まり、天神神...

執筆者:苦田 秀雄

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苦田秀雄(にがたひでお)

1946年 岡山県生まれ
NPO日本の祭りネットワーク副理事長
日本の祭り研究所所長
東日本国際大学客員教授

加藤正明(かとうまさあき)

1956年 大阪府生まれ
NPO日本の祭りネットワーク理事/事務局長
日本の祭り研究所研究員
東日本国際大学客員教授
立命館大学客員研究員

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